INTERNETWatch:北海道警察、個人情報8人分の捜査書類をP2Pソフトで流出

最近本当に情報漏洩事件が多いですね。報道される分だけでもこれだけあるのですから、実際に漏洩している情報はそりゃもう莫大な量なんでしょう。
今は過渡期なんでしょうね。パソコンやインターネットが十分に行き渡り、技術的には簡単に情報を移動させることが可能になったにもかかわらず、その管理方法が確立されてないという時期なのでしょう。そこで、情報にアクセスできる人を制限、管理しなくてはいけないんだ〜と声高に言われていますが、私はそれだけではおそらく不十分だと思っています。昔、重要情報がどうあったかを考えてみると、例えばそれは紙媒体に記録されていて金庫にしまわれていたんですよね。これはどういうことかというと、もちろん金庫にしまうことでアクセスできる人を制限していたというのもあるでしょう。しかし、それに加えて、金庫を開けることができる人に対しても、金庫の中に大事に紙でしまわれていることで「これは重要なモノなんだ、気軽に扱ってはいけないのだ」と意識させていたと思うのです。ポイントはココじゃないのかな〜と思います。単純にファイル名やフォルダ名に重要そうな名前を付けるだけではだめで、うんざりするぐらい面倒な手続き無しにはアクセスできなくする、とか何かできると思うんですがどうでしょうか。ただ、パソコンの画面上でできることってしれてますから、そこが難しいところですね。
とりあえず、セキュリティコンサルタントの人はかき入れ時なんではないでしょうか。今w。